石造物の保全事業の実績
私どもが手がけた、石灯籠や石像、寺標石などの修復や免震対策の一部をご紹介いたします。
京都の地から、東京へ
光明寺東京別院へ「浄土根元地」の碑を移設
京都の西山浄土宗 総本山光明寺の奥まった斜面、樹々の間にあった碑を東京町田市に ある東京別院へ大切に移設させていただきました。工事では地震に強くするため、特殊 な免震施工を施しました。
橋のたもとの美しい姿
神泉苑「燈籠」修復（免震施工）
老朽化が進み、池へと傾いてしまった灯籠。割れた部分は新しく作り直し、基礎から建て直しました。免震施工も施し、地震対策もバッチリです！
古き良き姿をそのままに
久我神社「灯籠」修復（免震施工）
賀茂別雷神社(上賀茂神社)の境外摂社で、御祭神は神武天皇を八咫烏（やたがらす）と化して大和へお導きになったと伝えられています。その鳥居の両脇に座す灯籠に免震施工を施しました。
参拝の方に親しまれた観音菩薩様
総本山知恩院「観音菩薩像」移設
法務棟の新築工事に伴い、納骨堂前の階段横にお引越しです。元通りのお姿のまま、新たな地でお参りの方々を見守ってくださっています。
綺麗なだけでなく、地震がきても安心
大本山知恩寺「寺標石」修復（免震施工）
長年の汚れや、経年劣化による文字の加計などを修復。併せて地震対策をさせていただき、安全・安心の仕上がりに。高さ5.2m、なんと重さは７tもあります。
地震から守ります
総本山粟生光明寺「寺標石」修復（免震施工）
経年の汚れと傾きを修復させていただきました。写真では小さく見えますが高さ4m弱、重さは5.4tもあります。免震施工も施し、地震対策も安心です。
400年の時を経て美しい燈籠
総本山永観堂「高麗燈籠」修復（免震施工）
平安時代初期に創建された永観堂は、もみじの美しさで有名です。その一角、苔むした庭に400年以上前、朝鮮から渡来した「高麗燈籠」が今も静かに佇んでいます。
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